【おどりカタログ21】初めての日本舞踊

日常

日本舞踊にほんぶようを見てきたよー!!

ハバト
ハバト

はるばるとー!ハバトです!

先日、友人に誘われて人生で初めて日本舞踊というものを見に行ってきました!

日本舞踊なにそれ美味しいの???

正直興味は微塵も無くて、名前くらいしか聞いたことがない分野だったんだけど、物は試しと思い一度見に行ってみることにした

今回はそんなお話!

日本舞踊

そもそも日本舞踊にほんぶようとはなんぞ??

ざっと調べてみたところ、めちゃめちゃ簡単に言うと「歌舞伎から派生した日本の伝統芸能」って感じらしい

歌舞伎と違い女性による踊りが加わっていることが大きな特徴で、踊りと舞としぐさ、三つの要素を持つのが日本舞踊、近代では歌舞伎から独立して、プロのに日本舞踊家もたくさんいる芸術的な日本の伝統芸能なんだってさ!

と、それっぽく書いてるけど全部「日本舞踏協会」さんのサイトの受け売りです!

少し目を通してみたけど意外と面白そう?

いや、文字だけどよくわからんな…なんだかイメージとしては堅苦しくて小難しい感じがぬぐい切れない…

ホントに面白いのか???面白くなかったら友人をボコボコにして入場料を返してもらおう…

おどりカタログ21

そして今回見てきたのはこちら!

おどりカタログ21
日本舞踊を難しいものだと思っている人に向けて作られた初心者でも安心安全の講演会!

「難しい、退屈そう、意味が分からない」そんなイメージを払拭すべく趣向を凝らして作られているらしい!

うん!まさに僕の為にあるようなセミナーだね!

ぶっちゃけ、いきなり踊り始められても絶対意味わからないし、爆睡する自信がある!

この講演会では、踊り初めに解説などがついていて、踊りの意味や注目のポイントを教えてくれるので、なーんの前提知識もない僕でも、それなりに意味を理解することができるって寸法だ!

まぁ、それなりにと表現したのは分からない部分も多かったからなのだが、まず踊り云々以前に、このように初心者向けの講演会を行っているという事実そのものに僕は感心しているのだ

だって、伝統芸能とか変にプライドが高そうで、新規お断りってイメージが強いじゃん…

新規の入ってこないコンテンツに未来はない、いつだって未来を作るのは若者であり新参物たちなのである!そういった点でこの初心者向けのコンセプト自体が僕の中で好感度が高い!

演目が始まる前に主催者っぽい先生がお話されていたんだけど、この解説を交えた公演は現代のライブを見て着想を得たらしいんだよ、ほらライブって出演者とファンの距離が結構近いじゃん?話しかけたりエピソードトークしたり、あんな感じだった、いわゆるお堅いイメージとはちょっと違って楽しかったね!

それでは、実際に見た演目についてお話していくよ!

印象に残った演目

今回のお品書きはこちら

まあ、タイトルだけじゃわからないよね…僕もわからん…

でも有名な演目が多いらしいから詳しい人ならわかるのか???
そもそも日本舞踊の演目ってどれくらいあるんだろうね?長唄とか清元ってなんだ??なんもわからん!!

分からないなら調べろって話なので軽く調べた

調べたけど…う~ん、よくわからん!!

とりあえず演目の数はめちゃくちゃ沢山あった!(そりゃそうだ)

長唄とか清元に関しては、いまいちピンと来ていない…流行や曲調が違うっぽい感じか??
全てに共通するのは三味線音楽って事らしく、長唄は「歌」であり、清元や常磐津は「語り」って感じらしいけど、具体的な違いは素人ではよくわからなかった…

まあ、それはいいとして!見た演目の感想を話していく!!
すべて話すと長くなるので印象的だったものを抜粋!

三つ面子守みつめんこもり

一番記憶に残ったのは「三つ面子守」という演目

簡単に説明すると、子守の女の子が「おかめ」「えびす」「ひょっとこ」の3つのお面を使って赤ちゃんをあやすお話

シンプルに分かりやすく面白かった!3つのお面をかわるがわる付け替えてコミカルな動きを披露していたのが印象的で、日本舞踊とか何も知らなくとも、なんか変な動きをしているという面白さがあった

ただ、僕は逆張り精神旺盛なので、これを一番面白かったと言っていいのかは少し悩ましい所…
なぜならば、誰が見ても面白いからである!

わかりやすく面白いと言うことはわかりやすく面白いと言うことで、それは細かいことが分からなくともおもしろいということ、僕は細かいところを分かった気になって面白がりたい性格なのだ

なので、あえてずらした発言をすると、お面の付け替えをどうやっているのかなーというのが気になって仕方がなかった

紐などはついていない様子で、瞬時にお面を付け替えていたので、初めのうちは仕組みがわからなかった、ただよく見るとお面の裏の出っ張りを咥えて付け替えていたようだった…なるほど

顎疲れそう…

あとは、フリートークの時にそれぞれの演目を選んだ理由を話す時間があったのだが、この演目を演じた方はしっかりと話す内容を用意していたようで、身振り手振りも大きく、人を楽しませることが好きなのかなーと言った印象を受けた

それも含め記憶に残っている

藤娘ふじむすめ

「いとし」と書いて「藤の花」

日本舞踊で最も有名と言っても過言ではない演目「藤娘」
絵に描かれた少女が、絵から抜け出して踊りを踊ると言ったお話らしい

なかなか夢があるね!僕も女の子が画面から出てきてくれないかなーなんて思いながら日々を過ごしているよ!なんてそんなことばかり考えていたら自分が絵になってしまいましたとさ!ガハハ!!

ガハハ!じゃないんだよなぁ…

まぁそれはいいとして、この演目「最も有名」と書いたが、正直僕は1ミリも知らなかった…無知ですみません!それぐらいのド素人が今このブログを書いています!!

そして当然踊りも良かったんだけど、一番印象的だったのは冒頭のいとし」と書いて「藤の花」という言葉の解説である

なんかどっかで聞いたことがあるような無いような言葉だが、どうやら「い」という文字を「」個並べて「し」を書くと「藤の花」になるという洒落らしい

なるほどね!

ちなみに上の画像は僕が3秒で作った藤の花、どうだ?見えなくもないか??

踊りについての良し悪しはわからないが、キレイな女性がキレイに踊っていたので良かったと思います!女性が憧れる踊りと言うのも納得ですな!

浅妻船あさづまぶね

そして最後は浅妻船あさづまぶね

お品書きの解説をそのまま引用すると

浅妻船
池に浮かぶ舟上に鼓を持った白拍子の姿。英一蝶が描いて評判になったその絵を元に舞踊化した華やかな曲。文政三年初演。

引用:おどりカタログ21 vol.30 お品書き

わかる?僕はわからん!!

たぶんね白拍子が何か分からないから分からないんだと思うんだよね…英一蝶っていうのは人の名前だとして、その人が描いた船に乗った白拍子の絵が題材になった踊りってことだよね??

調べるか…

白拍子しらびょうし=平安朝末から始まった男装の舞妓

だって、なるほどね!

へー男装の踊りなんだね、つまり男装した女性が船で踊っていたのを英一蝶さんが絵に描いてそれを題材とした舞踊ってことなのか…ややこしいな

ちなみに「英 一蝶」とかいて「はなぶさ いっちょう」と読む、江戸時代の画家で芸人さんらしい

まあそれは置いておいて

なんでこれを最後に上げたかというと、純粋に踊りがバチクソに上手かったからだよね!

踊りの良し悪しなんか分からないってさっき書いたけど、分からない僕でも分かるくらいに上手かった!
演じていたのは先生と呼ばれていた何だか強そうなおばさまだったんだけど、先生と呼ばれるのは伊達じゃなかった!

スーときてピタッ、クイクイ、みたいな!

うん、伝わらないねまあ、文字では伝わらないよ

とにかく素人の僕でもわかるくらいには凄かったって話だね!

しかも、この演目は観客投票で決まったんだよ、3つの踊りから観客が投票して最後の演目が決まるというね、なかなか面白いイベントだね

僕は別の演目投票したけど、結果としてこれを見れて良かったかもね!
まあどれを見ても同じ感想になっていた可能性は高いけれども…

と言うか、冷静に考えて3つから選べたってことは3つともこのクオリティで踊れるってことだよね?
やっぱり先生ってすごいんだなぁ…(小並感)

まとめ

日本舞踊、意外と楽しいぞ!?

見る前は1ミリも興味がなかった日本舞踊だけど、見終わってみると意外と楽しめた!
やっぱり解説がついているとありがたいね!全く知らなくてもなんとなーくで理解できることも多かったよ!

さらに、今回紹介した演目以外もどれも良かったよ!まあ良かったと言う事しかわからないんですけども…

一緒にいった友人なんかは「はへー、日本舞踊にこんな演目あるのかー」なんて感心していたけど、僕は人生初日本舞踊なのでよくわからなかった、また友人にでも聞いてみるか

全体を通した印象としては、体の隅々までを使った表現というか、目力というか、歌舞伎から派生したと聞いて何だか納得と言った感じの物だった

歌舞伎とか目力が大事ってたまに聞くしね、そんな感じ

細部まで意識が集中された舞踊は、間近でみないと分からない魅力的なものがあった!

そして何より、最初にも書いたけど素人にもわかるように解説付きで演じようという、そのコンセプトがいいね!

だって分かんないもん、そもそも興味が無いと見ようとも思わないだろうし、そのハードルを少しでも下げようとする工夫が随所にみられたことが好印象!行って良かったと感じたよ!

また、機会があったら見てみてもいいかもね!
みんなも興味があったら、ぜひ行ってみてね!!

今回はそんな感じ!

誘ってくれた友人と演者の皆様、関わってくれた全ての皆様ありがとうございましたー!
そして最後まで読んでくれた君もありがとう!!

ハバト
ハバト

ばいばーい!

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